既存の電動パワーステアリング(EPS)を
運転が楽な操舵フィーリングにします
NM−1は、操舵アシストしないときのアシスト機構による抵抗を激減させ、
操舵力やセルフアライニングトルクが小さくても操舵機構が動くようにして、
旋回からの直進戻りを良好に、直進時の中立付近の微舵を滑らかに、
さらに、ステアリングインフォメーションを豊かにします。
そのため、運転がとても楽になり、疲労が少なく安全です。
走行距離の99%以上と言われる直進走行時の
手応えから直進を感じることができる操舵フィーリングは、
専門的にはオンセンタ−フィール(直進走行感)と呼ばれ、
運転を楽にする上で最も重要な操舵フィーリングです。
そして、その運転を楽にするオンセンタ−フィールは、
前輪のセルフアライニングトルク(SAT)の作用による
車両が自ら強く直進しようとする動きと、
ステアリングホイールで感じる、その明確な手応えなのですが、
ウォーム減速機を使った従来の機構の電動パワーステアリング(EPS)は、
ウォームとウォームホイールの摺動部に大きな摩擦力が作用しているため、
旋回から直進に戻るときは、そのときのSATだけでは
操舵機構をほぼ直進する位置まで戻せませんし、
また、止めているアシストモータを使って操舵機構を動かすこともできません。
そのため、従来の機構のままのEPSでは、
運転が楽なオンセンタ−フィールを得ることは機構的に不可能です。
そこで、「NM−1」は、摩擦力の影響が問題になる、操舵アシストしないときだけ、
新機構と制御で、操舵機構がウォーム減速機から制限されずに動ける状態にします。
操舵力を弱めても直進に戻らなかったり、
中立付近に「張り付き感」や「引っ掛かり感」など、
常に違和感を感じる現在の電動パワステよりも、
昔の重ステや油圧パワステの方が操舵フィールは良かったな〜!と思われる方で、
お持ちの車にNM−1が取付可能であれば、
解決すべき課題は多々ありますが、NM−1をお勧めします。
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○ ご注文前に下記のことをご承知ください。
・ この商品を取り付けることができるのは、
右ねじれ方向のウォームのウオーム減速機を用いた、
コラム型電動パワーステアリング(EPS)のみです。
但し、この商品は、上記全てのコラム型EPSに取り付けられるものではありません。
NM-1の取扱説明書と取付適合EPS寸法図をご覧頂き、取付寸法が適合するか、
取付スペースや取付作業に問題はないかなどをご確認ください。
このホームページでの取付例は軽自動車( ダイハツ ミライース LA300S )ですが、
現在のテスト車両のミラトコット(LA550S)のほか、アシストモーター取付寸法が適合すれば
普通車(登録車)にも取り付けて使用できます。
*取付適合については、車種、年式、EPSメーカーなどが余りにも多様なため
弊社では分かりかねますので、
お客様ご自身で現車を確認して頂きますようにお願いします。
ご参考ですが、アシストモータに「DENSO」と表記されていれば可成りの割合で
取付可能です。
「JTEKT」は一部に取付可能です。「NSK」など他のEPSメーカーのものには取り付け
できません。
・ 「NM−1」について、さらに詳しくお知りになりたい場合は、弊社にお問い合わせください。
また、ご予約頂ければ、ご試乗も可能です。
( 2019年6月より、試乗車はダイハツ ミラトコット LA550S に変更しました。)
ご試乗されても購入する必要はありませんので、お気軽にお申し付けください。
高級オーディオと同じで、感覚的なものについての違いは文字では分かりません。
宜しければ、話のタネに試乗だけでもしてみませんか?
弊社としては、ご感想を頂けるだけでも幸いです。
尚、短期(1ヶ月以内)であれば、「NM−1」の無料貸し出しも致しますので、
お問い合わせください。
・ この商品は、「 特許第5704491号 電動パワーステアリング装置 」の
ウオームの動きと制御による効果を簡単に体験できるようにするものですが、
特許の実施例のように、ウオーム軸方向の動作範囲の両端に弾性部材を
取り付けることができませんので、
操舵状況によっては、EPSの内部で金属部品同士が衝突する音がします。
また、速い操舵では、NM−1の制御モーターとEPSのアシストモーターを
連結しているシンクログベルト部から唸り音がします。
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等々、いくつも解決すべき課題があります。
・ この商品の機能につきましては、納品後1年間の保証をいたしますが、
この商品の故障や不適切な取付などが原因による、事故に対する保証は何もありません。
全て自己責任であることをご承知ください。
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