CAD/CAMソフト解説書のご紹介です。 |
Jw_cad
http://www.jwcad.net/index.htm
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CNC用に作図するには、CADソフトは、dxfファイルが出力できるものであれば
何でも使えますが、
書店で解説書が多いのが、このJw_cadです。
Jw_cadは、建築設計用に作成されたとのことですが、
この本は機械製図をする人を対象に書かれているので、
CNC加工を始めようとする方には良い本だと思います。
Jw_cadが記録されたCDが付属しているので、直ぐに始められます。
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Fusion 360 https://www.autodesk.co.jp/products/fusion-360/overview |
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AUTODESK社の多機能な3DCADのFusion360が、
学生、非商用利用、スタートアップ企業の利用は実質無料ということなので、
3D加工なら、これを使うのが最も安いです。
この本は、Fusion360の作業スペース「デザイン」の解説をしています。
始めに、上記URLより無償体験版をダウンロードしてから、
この本の通り進めば、操作の大体のイメージが掴めます。
2Dのdxfまたはdwgファイルを開いて、
それを3Dに変形させることもできます。
*dwgファイルは新しいバージョン形式のものしか開けません。
旧いバージョン形式のものは、DWG_TrueViewを使って、
事前に新しいバージョン形式に変換する必要があります。
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この本は、Fusion360の作業スペース「製造」の解説をしています。
(尚、この本は2019年に作成されたので、この本では「CAM」となっていますが、
最新ソフト内の作業スペース名称は「製造」に変更されています。)
フライス加工の基礎知識から書かれていますので、
CNC加工を始められ方には良い本です。
Fusion360は3Dが主ですが、2DのCAM機能もありますので、
先ず2Dのdxf又はdwgファイルを開き、次に押出機能で3Dにしてから、
外形、穴などを2DのCAM機能でパスを作り、
それをポストプロセッサGrblを選んで、
G-codeファイル(*.nc)として出力させることができます。
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NCVC http://s-gikan2.maizuru-ct.ac.jp/xcl/
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NCVCは舞鶴工業高等専門学校で作られている2DCAMソフトです。
この本はJw_cadの説明は僅かで、dxfファイルからG-codeファイルを
出力するまでを解説したものです。
NCVCは、主に線をなぞる機能なため、レーザーカットなどには向いてますが、
ポケット加工、タブ加工などをすることは、不可能ではありませんが、
可成りの手間がかかると思われます。
そのため、部品加工には、上記のFusion360で説明したように、
形状はJw_cadで作成し、CAMはFusion360を利用した方が楽です。
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Cut2D https://www.vectric.com/products/cut2d-desktop
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Vectric
Ltd
株式会社 オリジナルマインド
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Cut2Dは、解説書はありませんが、非常に分かりやすいCAMソフトです。
Vectric社のホームページでは、無料トライアル版のダウンロードと
解説ビデオを見ることができます。
CNCは、2D、2.5Dだけで充分という方には、有料ですが、お勧めです。
G-codeは、加工の原点を設定するG92だけを知っていれば、
加工用ファイルは自動で作成されますので、殆ど学習する必要がなくなります。
尚、出力時のポストプロセッサには、Mach 2/3 Arcs(mm) (*.txt)を
選びます。
Grbl (mm) (*.gcode)を選ぶと円弧G2、G3となる部分が
全て細かな直線G1で描画されます。
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