「TEN−100」をWindows版の点訳ソフトで使用する場合の説明です。
全体イメージ
上図は、一般的な点訳ソフトのパソコンとプリンタの接続イメージです。
一般的な点訳ソフトは信号をCOMポート(シリアルポート)に直接出力するため、プリンタドライバは不要です。
但し、自動点訳ソフト「EXTRA for Windows」と弊社の「Bプリント」、「Bラベル」はプリンタドライバが必要です。
それぞれの取扱説明書をご覧ください。
1.パソコンとの接続
次のいずれかの方法で接続します。
(1)シリアル接続
(2)USB接続
2.ソフトの設定
○ T・エディタ
○ Win-BES 99 ==>「TENプリント」のご利用をお勧めします。
★図形を含まないWin-BESのデータは、次のようにして、T・エディタで印字する方法もあります。
T・エディタでWin-BESのBES形式データを開く時にBSE形式変換して開く、
または、Win-BESでデータをBSE形式で保存しておいてからT・エディタで開くなどをして、
T・エディタから印字します。
★下記の有料のメーカー製ソフトは、「TENプリント」をご利用になるか、
メーカーや販売元にご相談ください。弊社ではご説明できません。
・ 点字編集システム 3/4/5/6
・ EXTRA for Windows
・ その他
★お問い合わせの一番多いものは、「1頁が18行のデータを両面印字する方法を教えてください。」と
いうものですが、点訳ソフトに点字プリンタ「TEN−100」の設定がありません。
メーカーや販売元にお問い合わせになる場合は、
「ジェイ・ティ・アール社の点字プリンタNewESA721で、
1頁が18行のデータを片面印字するにはどのように設定したら良いですか?」とお尋ねください。
その設定でTEN−100は両面印字ができます。
お問い合わせになってもご不明な場合は、
簡単、便利な弊社の「TENプリント」をご利用になることをお勧めします。
出力ポートを選ぶだけの簡単な設定です!!
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★TEN−100の制御コードは「ダウンロードのページ」で公開しております。
点訳ソフトを作成される方はご利用ください。
○両面印字について
18行/ページのデータは、「TEN−100」で両面印字が可能ですが、
点訳ソフトの点字プリンタを「ESA721」にしておくことにより、 自動で両面印字が出来るものと、出来ないものがあります。
出来ないものは、手動で両面印字モードに切り換える必要があります。
また、自動で両面印字できる点訳ソフトでも、 18行/ページを片面で印字する場合は、 手動で片面印字モードにする必要があります。
点訳ソフト
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18行/頁
自動両面印字
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その他
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T・エディタ |
◎
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片面24、35行/ページも行間自動切換が可能
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ブレイルスター |
Win版 ○
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35行/ページも行間自動切換が可能
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DOS版 ○
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コータクン |
Win版 ○
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DOS版 ×
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BASE(DOS版) |
◎
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片面24、35行/ページも行間自動切換が可能
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点字編集システム 3/4/5/6
Win-BES 99
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×
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用紙サイズ「自由」、行数「18」にし、
手動で両面印字モードにします。
==>「TENプリント」のご利用をお勧めします。
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EXTRA
for Windows |
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==>「TENプリント」のご利用をお勧めします。
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IBUKI-TEN |
○
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片面(行間大)にします。
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よみとも |
×
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点図くんV2
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×
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18行/頁の設定が出来ませんので、
このソフトでは両面印字ができません。 |
AEP
(エーデル印刷ソフト) |
○
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Ver.3.13以降のみ可能
図入りデータも裏面印字可能 |
Bプリント
(印刷専用ソフト) |
◎
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片面24、35行/ページも行間自動切換が可能
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TENプリント
(TEN−100専用印刷ソフト) |
◎
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片面24、35行/ページも行間自動切換が可能
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*「Bプリント」は、プリンタドライバを使用するため、ネットワーク上の点字プリンタで印刷できるなど便利ですが、
インストールにパソコンの知識が必要なことと、他社プリンタも使えるようになっているため、設定が多少複雑です。
*「TENプリント」は、使用する点字プリンタをTEN−100に限定し、簡単な設定で使えるようになっています。
1.パソコンとの接続
(1)シリアル接続
パソコン |
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「TEN−100」 |
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← |
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→ |
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1〜2個付いています。
近くにCOM1、COM2の
表示があります。
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D-sub 9ピン
メス コネクタ
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クロス結線シリアルケーブル
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D-sub 9ピン
メス コネクタ |
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←シリアル(RS232C)コネクタに似ていますが、穴が3列に並んでいます。
外部ディスプレイを接続するコネクタですので、プリンタは接続できません。
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(2)USB接続
パソコン |
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「TEN−100」 |
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← |
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→ |
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通常は複数あります。
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A タイプ
コネクタ
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USBケーブル |
B タイプ
コネクタ
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TEN−100をUSBで接続し、初めて電源を入れると、USBドライバのインストールが要求されますので、
付属のUSBドライバCDをパソコンに入れて、ドライバのインストールをします。
USBドライバのインストールに続いて仮想COMポートのソフトも同時にインストールされます。
インストール後に、ディバイスマネージャでポート(COMとLPT)の中に 「USB Serial Port(COM ?)」が
表示されていることを確認してください。 (?の数字はパソコンによって変わります。)
そして、点訳ソフトの点字プリンタ接続先をこの「COM ?」にしてください。
2回目以降にケーブルを接続する場合は、必ず同じ場所のコネクタに接続してください。
場所を変えますと、再度USBドライバのインストールが要求され、ポート番号(COM番号)も変わってしまいます。
*上記のように、 「TEN−100」のUSB部は、内部でUSB信号をシリアル(RS232C)信号に変換するもので、
外部に市販のUSB-シリアル変換ケーブルを接続した場合と同じです。
そのため、「TEN−100」をUSBで接続しても、パソコンにはプリンタとしては認識されず、
USBドライバをインストールしてもコントロールパネルの「プリンタとFAX」内にプリンタは追加されません。
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