1.両面同時印字ができます。
2.動作音が静かです。
3.価格が安いです。
4.触図(点図)が描けます。
1.両面同時印字ができます。
18行/頁のデータはインターラインで両面同時印字ができます。
両面を同時に印字しますから、用紙の表と裏を替える必要が有りません。
片面機でも表と裏を替えて両面印字することは可能ですが、手間と時間が掛かりますし、
1000枚近い連続紙の表と裏を替えるのは重いので、通常は表面を印字した頁だけを切り離しますが、
裏面も最後の頁まで印字できるように1頁を余分に切り放します。そのため、その1枚はいつも無駄になります。
また、機種によっては、印字開始位置が用紙の2枚目からで、先頭に無駄な用紙が1枚必要なものもあります。
「TEN−100」は、用紙の1枚目の1行目から印字を開始し、
印字後は印字された用紙だけを切り離すので、用紙の無駄がありません。
両面同時印字のプリンタを一度使い始めると、片面印字のプリンタは使いたく無くなります!!
2.動作音が静かです
「TEN−100」の印字中の騒音は、約70dB(A)以下の柔らかい音でです。
騒音は数値では解りにくいですが、目安は下の表をご参考ください。
また、小さな音量でも不快な音というものもありますので、音色も重要です。
「TEN−100」の内部には、機械的に衝突するような機構はありません。
そのため、音色は柔らかく、気に障る音ではありません。
木造住宅やマンションでも、ご家族やご近所の迷惑を余り気にしないで使える音量です。
電車のガード下 |
100dB(A) |
地下鉄車内 |
90dB(A) |
交通量の多い道路
騒がしい事務室
|
80dB(A) |
新幹線の車内
レストランの部屋
TEN−100 |
60〜70dB(A) |
普通の会話 |
60dB(A) |
静かなリビングルーム |
30〜40dB(A) |
3.価格が安いです。
現在発売中の点字プリンター価格比較表をご覧の通り、
国内では約20機種ほどの点字プリンターが発売されておりますが、
その中で両面機の中では一番安いです。
また、「TEN−100」は、 NABCC(北米点字コード)など業界標準の点字コードで
動作しますから、T・エディタなどフリーソフトの他、どの点訳ソフトでも使用できます。
点訳ソフトを使用すれば、ローマ字かな変換入力を使用するなど、点字を知らなくても簡単に
点字が入力できます。
このように、使用するソフトに専用のものが不要で、点字、点図ともにフリーソフトが
利用できるため、本体価格だけでなく、ソフトを含めた実質的な価格でも最も安い機種です。
4.触図(点図)が描けます。
どなたにとっても
言葉だけよりも、図を交えた説明の方が理解しやすいことは多いです。
「TEN−100」はプリンタとプロッタの機能が自動で切り替わる兼用機です。
プロッタ機能は、任意の座標に点を描く機能で、細かくて滑らかな点図が描けます。
そして、その制御方法は日本で一番多く販売されているJTR社のESA721と
同じ制御コードで動作しますから、図形点訳ソフト「エーデル」(フリーソフト)が使用できます。
このソフトはマウスを使用してどなたにも簡単に点図が描けます。
「TEN−100」とESA−721の差は、
ESA−721は、点の大きさを「大、中、小」の三種類に切り換えられますが、
「TEN−100」は、エーデルの中で点の大きさの指定を変更しても
全て同じ「中」の点の一種類みで描きます。
また、エーデルで「小」の点を指定すると凹んだ点となります。
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