点字プリンタをLAN−COM(ラン・コム)を経由してネットワークに接続し、
パソコンに仮想シリアルポート・ソフトを導入すれば、
現在ご使用の点訳ソフトはそのままで、
同一ネットワークにある、どのパソコンからでも点字プリンタに出力できます。
無線LAN接続のパソコンからでも同様に出力できます。
お知らせ
仮想シリアルポート・ソフトの現バージョンは、Windows Vistaではお使いになれません。
「Bプリント」でLAN−COMのIPアドレスを直接指定することにより印刷して下さい。
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職場、学校、家庭のパソコンがネットワーク(LAN)に接続されているのが一般的になってくると、
一台の点字プリンタをネットワーク上の複数のパソコンから利用したくなります。
プリンタをプリントサーバを使って接続すれば簡単に出来るように思いますが、
点字プリンタで使われているシリアル(RS232C)接続に対応したプリントサーバが少ないことと、
点訳ソフトの殆どがプリンタ・ドライバを使用しないことなどで、一般的には困難です。
自動点訳ソフト「EXTRA」と弊社の点字印刷ソフト「Bプリント」はプリンタ・ドライバを
使用しますので、点字プリンタを一台のパソコンに接続し、それを共有プリンタに設定すれば、
ネットワーク内のパソコンから印刷は可能です。
しかし、点字プリンタを接続したパソコンは常に電源を入れておく必要がありますし、
使用するソフトも上記ソフトに限定されます。
ラン・コムを使用する場合は、ラン・コムと点字プリンタの電源を入れておけば、
現在ご使用の点訳ソフトから印刷可能です。
尚、LAN−COMは、導入後に利用するのは簡単で便利なのですが、
導入には技術的な知識がある程度必要です。
弊社ではお客様のところに伺っての設置はできませんので、
下記の取扱説明書やテクニカル資料をお読みになって不案内の方は、専門の業者様にご依頼ください。
テクニカル資料(
XPort活用の手引き(XPort-01用)<前編> トランジスタ技術2003年9月号抜粋 )
LAN−COMは、ラントロニクス社のXPortを使い、この資料そのままを商品化したものです。
また、導入に当たって事前に確認するため、送料はお客様負担となりますが、貸出機も用意しております。
・仕 様
・取扱説明書 (564k Bytes)
'07. 1.1. DHCPサーバ無しの場合の説明を加えました。
この商品の技術サポートは、この取扱説明書のみです。
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