LENTEK 有限会社 レンテック
トップページ  総合カタログ
前ページ

良く聞かれるご質問

このページは、今までご質問頂いた中の主なものを紹介しております。

A.「TEN−100」について

 
A 0.価格は、なぜ安いのですか?

 
A 1.耐久性はありますか?

  A 2.印字時間は、どの位かかりますか?

  A 3
.DOSのBASEから印字できますか?

  A 4.プロッタ機能とは何ですか?

 
A 5.点字と墨字を同時に印字できますか?

 
A 6.連続紙はどこで購入できますか?

  A 7.購入は、どうするのですか?

  A 8.納期は、どの位かかりますか?

  A 9.「点図くん」ソフトから印字できます?

  A10.インターライン両面印字とは何ですか?

B.点字について

  B 1.WORDや一太郎のデータから点字データに変換できますか?

  B 2.点訳ソフトとは、どんなものですか?





A0.価格は、なぜ安いのですか?


  ・「TEN−100」は、メカニズム、電気回路共にシンプルで
   材料費、組立工賃共に安く作れる設計になっております。
   さらに、納品、修理には宅配便を利用するなど人件費を削減し、
   
梱包広告、カタログなど、本体以外の費用も極力安くなるように努力しております。

  ・零細企業が製造し、お客様に直接販売しておりますので、中間マージンが最小です。

  ・
どなた様にも、掛け値無しの、均一最安価格で販売しております。
    希に、一定率以上の値引き価格でしか購入しないと決めておられる
自治体様がありますが、
    弊社ではお受けできませんことをご承知ください。


   このように「TEN−100」は、価格が安いのが特長ですが、
印字速度は多少遅いです。
   印字速度と価格は、ある程度比例するものとお考えください。

   尚、表示価格は、本体、付属品および弊社からの宅配送料を含んだ価格です。
   設置、ソフトのセットアップなどを
業者に依頼されますと別途費用が必要です。



A1.耐久性はありますか?


   「TEN−100」の内部は、主に工業用の部品で作られております。
   そして、機械的な耐久性を考え、殆どボールベアリングによる転がり構造となっております。
   用紙フィーダの一部に摺動部分がありますが、他社製プリンタも同じ部品を使用しております。
   そのため、安いからと言って特に耐久性に劣ることはありません。
   但し、印字ヘッドは消耗品ですので、印字頻度によって交換修理の必要があります。

   尚、修理に関しましては、アフターサービスのページでご案内の通り、
   宅配便によるセンドバック方式ですことをご承知ください。



A2.印字時間は、どの位かかりますか?


  「TEN−100」の印字ヘッドは、表面用1本と裏面用1本の2本のヘッドピンで印字しています。
   そのため、印字する点の数によって印字時間は変わります。

   1ページの点の数が最大となる
全て「め」の字のデータの印字時間と速度は次の通りです。
   32マス(字)x22行x1ページの片面印字の時間は、7分19秒です。
    印字速度は、(6点x32マスx22行)/7分23秒= 4,224点/439秒=9.62点/秒
   32マス(字)x18行x2ページの両面印字の時間は、9分06秒です。
    印字速度は、(6点x32マスx(18+17)行)/9分06秒= 6,720点/546秒=12.30点/秒

   1ページの印字時間が上記の時間を超えることは無いですが、
   測定の目的以外には
全てが「め」の字を印字することは、普通は有りません。
   そこで、1ページの字数が多めのサンプルデータの場合は次の通りです。
    32マスx22行x1ページのサンプルデータ「伊豆の踊子」は、3分01秒です。
    32マスx18行x2ページのサンプルデータ「蜘蛛の糸」は、3分50秒です。

   以上のように、他社の高速プリンタと較べると時間は多少掛かりますが、
   連続紙を使用しますので、用紙をセットして印字を開始すれば、
   人がプリンタのそばに付いている必要はありません。
   また、両面同時印字なので、用紙の表裏を手で操作する必要もありません。
   印字速度だけでなく、印字中の騒音、価格なども考慮して選んで頂ければ幸いです。



A3.DOSのBASEから印字できますか?

   問題なく印字できます。
  「TEN−100」はWindowsでもDOSでも同じように使用できます。
   但し、DOSではUSBは使えませんので、シリアル(RS232C)接続のみです。



A4.プロッタ機能とは何ですか?

   プリンタとプロッタは、印字する機械的な方式ではなく、
  パソコンから受け取るデータに差があります。
  プリンタと呼ばれているものは、点字一文字に対して1バイトの文字データを
  受け取って印字します。
  一方、プロッタと呼ばれているものは、X、Y座標データを受け取って印字を行います。

  例えば、プリンタでは、「あ」や「め」といった点字は1マス内の点の数が違っても
  同じ1バイトのデータ量で印字出来ます。
  プロッタでは、「あ」と「め」では点の数は違いますから、「あ」では1ヶ所、
  「め」では6ヶ所の座標を指定して印字することになります。
  しかも、一般的にプロッタでは、座標は256以上の値までありますから、一つの
  点に対して、X、Y座標ともそれぞれに少なくとも2バイトの合計4バイトが必要と
  なります。
  このため、プロッタで「あ」を書く場合には4バイト、「め」を書くには24バイト
  のデータが必要となります。
  このようにプロッタで点字の文字を書く場合のデータ量だけで比較すると、ファイル
  の大きさやデータの転送時間などでは、プロッタの方が断然多くなってしまいます。

   次に、点の位置の分解能が違います。
  「TEN−100」の場合、プロッター機能での座標指定は、X、Y座標とも約0.3mmと
  いう細かいものです。
  プリンター機能での文字の位置指定は、横方向で約5o、縦方向で約6oです。 
  このため、円や斜線など図を描く場合は、プリンタでは大きなカクカクとした階段状の
  荒いものになってしまうのに対して、プロッタでは細かくて滑らかな図が描けます。

  尚、「TEN−100」のプロッタモードで印字出来るデータは、
  (有)ジェイ・ティー・アール社のnewESA−721と同じものです。


  *バイト(Byte)
   これはパソコンからプリンターに送られるデータの最小単位で、
      1バイト(Byte)= 8ビット(bit)です。
   各ビットはそれぞれ0又は1の値で、1バイトはその8個のビットの並びですから、
   0〜255の値の256の組み合わせができます。
   6点からなる点字は、64の組み合わせしかありませんので、1バイトで表現でき
   ます。
   この点字のパターンとデータの関係がNABCC、EBCC、JBCCといった
   点字コードです。



A5.点字と墨字を同時に印字できませんか?

  残念ながら「TEN−100」ではできません。
  点字と墨字を同時に印字することができるプリンタは下記のものです。

  ・BT-201       オンキョーディベロップメント&マニュファクチャリング(株) 03-6265-1867
  ・DOG-Multi     (株)日本テレソフト         03-3264-0800



A6.連続紙はどこで購入できますか?

   お近くの点字図書館、ライトセンターなどのほか、下記の場所で販売されております。

    〒169-8586 東京都新宿区高田馬場1−23−4
     社会福祉法人 日本点字図書館 の わくわく用具ショップ
     TEL 03-3209-0751   FAX 03-3200-4133

   TEN−100で使用するのは、点字プリンター用の連続用紙のB判:8×10インチ です。
   また、薄手、厚手のどちらも使えます。


   ・株式会社日本テレソフト様のホームページで紹介されております消耗品について
     http://www.nippontelesoft.com/menu/pri_006.html
    株式会社日本テレソフト様が直接に販売されている特殊紙の点字用タックシール、
    非塩ビ点字用透明シールなどは、TEN−100では印字できません。

    しかし、小林クリエイト株式会社様が販売されている普通紙( 横8×縦10インチ(B版))は、
    紙の厚さは 薄手(上質90K)と厚手(上質110K)共に、TEN−100で問題無く印字できます。
    尚、弊社で印字サンプルとしてお配りしておりますものは、厚手(上質110K)のものです。

小林クリエイト株式会社   TEL 03-3553-4131   FAX 03-3553-2828
担当: 東京お客様センター 加藤 様
ご注文はFAXで、お支払いはヤマト運輸の宅急便コレクト(代引き)でのみ。
納期は通常3〜4日、 配達日、時間帯の指定も可能とのことです。 











A7.購入は、どうするのですか?

   弊社に、FAX、メールなどで、直接ご注文ください。 商品は宅配にてお届けします。
   代金は、商品を確認後、銀行、郵便局から弊社口座にお支払いください。

   尚、お客様が会社、学校、役所などで弊社に直接ご注文できない場合は、
     ご都合の良い業者様をご指定ください。


 ご注文の
FAX、メールは、その書式は問いませんが、下記の内容をご記入ください。

   ・ご注文であることが明確になるように、「注文書」または「注文します」と書いてください。
     「購入したい」、 「希望します」では、本当に正式なご注文なのかが分かりません。

   ・ご注文者の「お名前」、「住所」、「電話番号」を明記してください。
     お客様を信用して、高額商品を代金後払いで販売していますので、
     すぐに連絡がとれないなど、少しでも不安のあるお客様に商品は発送できません。

     特に点訳サークルなどで購入される場合は、
     
サークル名や活動拠点などを御連絡いただいても、
すぐに連絡がとれませんので、
     下記のようにお願いします。
      
「お名前」は、
        個人名または団体名+個人名でご注文ください。
      「住所」は、
        団体所在地や活動拠点の住所ではなく、ご注文者の自宅住所でお願いします。
      「電話番号」は、
        団体所在地や活動拠点の電話番号ではなく、
        ご注文者の自宅の電話番号
または携帯電話番号でお願いします。

   ・お届け先がご注文者の住所と異なる場合は、
     お届け先の
「お名前または施設名」、「住 所」、「電話番号」と
     「受け取り可能な日時」を記入してください。

   ・請求書を同梱してお届けしますので、請求書の宛名をご指定ください。
     公的補助金を受けて購入される場合は、その旨お知らせください。
     請求書、納品書、領収書に弊社の代表者印が必要です。





A8.納期は、どの位かかりますか?

    在庫が有れば直ぐに納品できますが、
   この商品は注文生産品ですので、通常は10日程度の納期を頂いております。

   但し、生産ロットの変わり目や、年度の変わり目3月、4月と9月、10月、12月はご注文が多くなりますので
   更に時間を頂くことがあります。 ご注文前にご確認ください。




A9.「点図くんソフト」から印字できます?

   「点図くんソフトV2」であれば可能です。
   バージョン2は、点字プリンタを「ESA721」に指定することで、「TEN−100」で印字できます。
    但し、用紙サイズが8X10インチのときのページレイアウト指定は32マスx22行だけで、
    32マスx18行が設定できないため、両面印字はできません。
    また、点図は、全て中サイズの点で印字され、「小型ドット」を指定すると凹点となります。



A10.インターライン両面印字とは何ですか?

   点字は、読みを仮名で書いたようなものなので字数が多く、また文字の大きさも大きいので、点訳したものは頁数が多くなります。
    そこで、少しでも用紙の枚数が少なくなるように両面印字をしますが、インターラインとインターポイントの両方式があります。
    インターライン方式は表面の行の間に裏面の行を印字します。インターポイント方式は表面の点の間に裏面の点を印字します。
    「TEN−100」はインターライン方式の両面印字をします。
   
18行/頁のデータを2頁ぶん受信すると印字が開始されます。奇数番目の頁のデータが表面で偶数番目の頁のデータが裏面と
    なります
    表面はデータ通り18行が印字されますが、裏面は、一番上の頁行は印字されず、17行が表面の行間に印字されます。




B.点字について


B1.WORDや一太郎のデータから
      点字データに変換できますか?

   自動点訳ソフトを使用することによって可能です。
   Windows版の自動点訳ソフトとしては次のものがあります。 

ソフト名
特    徴

  EXTRA(エクストラ)
     for Windows

   76,000円(税別)
     (有)エクストラ

   高機能な自動点訳ソフトですので、詳細は下記のページをご覧ください。

   自動点訳・点訳支援プログラム EXTRA for Windows のページ

   しっかりした点訳がされますので、 ご予算に余裕があればお勧めです。

  尚、このソフトを使用して1頁18行のデータを出力しても、
  TEN-100は自動で両面印字に切り替わりません。
  手動でTEN-100を両面印字モードにします。

     ibukiTenC

    フリーソフト(無料)

     岐阜大学工学部
     応用情報学科
     池田研究室


   ibukiTenCibukiTenCEditがあります。

・ibukiTenCは、ファイルを指定して、変換と印刷をします。
  変換前のデータは、普段使われているテキストエディタで確認します。
  変換後のデータは、T・エディタなどの点訳ソフトで確認修正します。

・ibukiTenCEditは、上記のEXTRAに似ていて、
  テキストエディタと点訳ソフトが組み込まれています。
  画面上側のテキストエディタに、仮名漢字交じり文章を
  ファイルから読み込み、または新たに書き込みします。
  点字変換をすると、画面下側に点訳された点字データが表示されます。
  この画面は点訳ソフトになっていて、
  間違って変換された部分や改行、マス開けの修正が可能です。
  原文のテキストデータと変換後の点字データの比較は、
  カーソル位置に対応した箇所が反転表示されるため、容易に対比できます。
 
   IBUKI-TENのページ
   http://www.ikd.info.gifu-u.ac.jp/ibukiTenC/

  




B2.点訳ソフトとは、どんなものですか?

   点訳ソフトは、点字用のワープロソフトやエディタソフトのようなものです。
  入力はローマ字カナ変換が使えますし、画面はカナ表示もできるので、
  点字を知らなくても直ぐに点字の文章が書けます。
  そして、作成したデータを点字プリンタに出力すれば紙に点字が印字されます。

   しかし、点字固有の「分かち書き」や「長音符」を自動的に処理してくれる訳ではありません。
  それらは入力者が考えて入力します。
  ただ、数符を付ける、英字記号を付ける、単語の途中で改行をしない(ワードラップ)などの処理は
  
自動で行ってくれますから入力作業は楽です。
   このように点訳ソフトを使うと、取りあえず書けますが、読むことは出来ません。
  また、点字の細かい約束事を覚えないと、正確な点字の文章は書けません。
  点訳ソフトを使って、先ずは始めて、それから細かいことを少しずつ勉強されるのが良いと思います。

  点訳ソフトは、自動点訳ソフトを利用するにしても、確認、修正するために必要です。
  そして、点訳ソフトは、特別な事情が無い限り、フリーソフトで充分です。
  特に「TEN−100」では、T・エディタのご使用をお勧めしております。

   点字関係のソフトは、次の場所からもリンクされております。
  パソコン点訳工房  の  情報コーナー





 前ページ